コラム

2019.10.30

全国

クラウドファンディングで飲食店の開業・立ち上げを成功に導く3つのポイント!

はじめまして。『旅するおむすび屋』という屋号で、食に関わる仕事をしている菅本です。
おむすびのワークショップなどを全国で開催しながら、食関連のクラウドファンディングのプロジェクトのサポートもしています。

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今回は、飲食店開業・立ち上げに向けてクラウドファンディングを検討している方のために、成功に向けて大切なこと等の情報をまとめていきます。
ぜひ、ご参考になさってください。

飲食店開業・立ち上げとクラウドファンディングの関係

飲食店の開業や立ち上げに向けてクラウドファンディングの効果が発揮されるのは主に以下3つのポイントです。

①資金調達
お店の開業・立ち上げに向けて必要な資金をクラウドファンディングを通して募ることができます。

②事前集客
「リターン(支援者へのお返し)」として、お店で使える飲食チケット等を設定することで、開店前から集客が可能です。

③PR効果
クラウドファンディングはネット上にプロジェクトを立ち上げるので、SNSでの拡散が見込めます。また、クラウドファンディングを通してメディアの目にとまり、取材が入っているお店もあります。

ページ作りで大切なこと

クラウドファンディングを始める際に大切なのは、まずページづくり。
意識したい3つのポイントをご紹介します。

●「美味しそう・・!」となる写真を掲載
やはり、食のプロジェクトですので、美味しそうな写真を載せると効果的です。
クラウドファンディングは、ネット上の情報のみで支援を決めることが中心なので、視覚情報を充実させることが大切です。一眼レフカメラなどでシズル感のある写真を撮影しましょう。

《参考事例》
新潟発!LOCAL FAST FOOD誕生!地域食材をもっと身近に。
https://camp-fire.jp/projects/view/50836

[限定] 海外シェフ御用達!和牛マフィア初プロデュースの和牛割烹レストラン会員権
https://camp-fire.jp/projects/view/14098
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●「今までになかったコンセプト!気になる!」となる打ち出し方を
“美味しそうな飲食店”は、世の中にたくさんあるので、それだけではない“コンセプトの面白さ”まできちんとアピールできると、ネットで注目され拡散される確率も高まります。

《参考事例》
ありそうでなかった! 上下のパンが不一致な 『サンド不イッチ』を食べてほしい!!
https://camp-fire.jp/projects/view/48827
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【日本初】エロくて面白い夜をつくる!完全会員制「猥談バー」をオープンします!
https://camp-fire.jp/projects/view/95786
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●飲食店開業・立ち上げに向けての熱い想いを
クラウドファンディングの支援、まずはプロジェクトオーナーの身内から支援が入ることが中心です。今、一番近くで応援してくれている人たちが“自分ごと”として熱くなれるような言葉を織り込んでいくと、身近な人からどんどん想いが拡散されていきます。

《参考事例》
【熊本のマイクロブルワリー発】人と人を繋ぐワールド・ビア・ターミナルを創りたい!
https://camp-fire.jp/projects/view/36296
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漁師の夢、ついに実現!東京中野に現れた『宮城漁師酒場魚谷屋』 応援団を大募集!!
https://camp-fire.jp/projects/view/6777
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リターンの作り方

クラウドファンディングのリターンは、様々な形で設定できます。
以下、2つのパターンを参考にリターンを設定してみてください。
注意したいのは、開店後にリターン準備に追われてしまわないようにすること。
開店に支障が出ると本末転倒なので欲張りすぎは禁物です。

●リターンの原価を抑え、資金をできるだけ多く手元に残しておきたい場合
原価がかからないように、「1日店長ができる権利」「スタッフが〇〇教えます」「店内にお名前掲示」「収穫体験」など体験型のリターン等を豊富に揃えましょう。

《参考事例》
北海道・上富良野で、地ホップ100%の超希少クラフトビールをつくる!
https://camp-fire.jp/projects/view/26002
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今までなかった。「Japanese Modern Pub」を高円寺に作りたい!
https://camp-fire.jp/projects/view/13575
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●PR・事前集客を主な目的とする場合
クラウドファンディングでしか手に入らない会員権の販売や、「5000円支援で、6000円分のお食事券」といったお得なリターンなどを入れると効果的です。
また、遠方からの支援を見込める場合は配送可能な商品をリターンに入れると支援者の幅が広がります。

《参考事例》
北新地の隠れ家的会員制割烹プロジェクト
https://camp-fire.jp/projects/view/50557
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広報の仕方

クラウドファンディングで目標金額に到達しなかった方がよくおっしゃるのが「クラウドファンディングを立ち上げたらお金が集まると思っていた」ということ。
CAMPFIREなどのクラウドファンディングプラットフォームは、あくまでプラットフォームです。もちろんサポートはさせていただきますが、一番大切なのは、プロジェクトオーナーさんが責任を持って「どうやって沢山の方に想いを届けるか」を考え動くすることです。
効果的な方法を5つご紹介します。

●まずは知り合いに発信
クラウドファンディング公開後、24時間以内に目標金額の内20%以上を集めているプロジェクトは、最終的に目標金額を達成していることがほとんどです。
公開後24時間以内に資金を集めるために必要なことは、事前に「クラウドファンディングが始まったら支援しよう」と思ってくれる人をいかに増やすかです。
そのために、クラウドファンディング公開1ヶ月前を目安にSNSで発信を始めたり、応援してくださいそうな方に直接連絡をしたりしましょう。
事前の告知は良いスタートダッシュを切るために絶対に必要です。

●SNSの広報を定期的に
クラウドファンディング公開後も定期的にSNSで発信しましょう。その際は、フォロワーが投稿を見ていて飽きないように、なるべく1投稿ずつネタが被らないようにするのもポイントです。例えば、「リターンの紹介」「新店舗オープンに向けた準備の様子」「支援者の声を紹介」など、投稿を見れば見るほど支援したくなるような内容を心がけましょう。
定期的に投稿する時間がない方は、隙間時間に投稿内容をメモ帳に書き溜めておくのがオススメです。

●チラシを作成
ネット上だけでない広報も大切です。チラシを作成し、知り合いのお店に置いてもらったり、出かける先にチラシを持って行って会う人に渡して想いを伝えたりしましょう。
チラシに入れた方が良い内容例はこちらです
・クラウドファンディングの概要
・クラウドファンディングページに紐付くQRコード
・目玉リターンの紹介
・連絡先
・クラウドファンディングとは?(簡単に。スペースがあれば)

●試食会などのイベントを開催
リアルな場で直接想いを届けるために試食会などのイベントを開催するのもオススメです。プロジェクトページだけではなかなか伝えられない“味”の魅力も伝えて、イベント参加者の感想を広めてもらいましょう。そこでもらった感想は、支援者にとっても信頼できる口コミになります。

●相性のいいメディアへのアプローチ
面白いコンセプトの飲食店や、話題のシェフが関わる飲食店、社会貢献型の飲食店、地域密着型の飲食店など、メディアにとって“ニュース性”のあるプロジェクトは取材してもらえる可能性が高まります。メディアに知り合いがいる場合は直接連絡してみたり、プレスリリースを書いて配信したりしてみましょう。

長くなりましたが、飲食店の開業や立ち上げに向けたクラウドファンディングの活用方法についてお伝えさせていただきました。いかがでしたでしょうか?
少しでもご参考になれば幸いです。
クラウドファンディングをキッカケに、あなたのお店のファンが増えますように!

困ったことがあれば、CAMPFIREのお問い合わせからお気軽にご相談ください。

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書いた人 : 菅本香菜

旅するおむすび屋/ 株式会社CAMPFIRE LOCAL・FOOD担当 / 総務省 地域力創造アドバイザー
1991年、福岡県北九州市出身。熊本大学卒業後、不動産会社での営業を経て、食べものつき情報誌『くまもと食べる通信』の副編集長として活動。熊本震災後に上京し株式会社CAMPFIREに転職、LOCAL・FOOD担当として全国各地のクラウドファンディングプロジェクトをサポートしながら日本の魅力発信に努める。本業の傍ら2017年5月に、旅するおむすび屋『むすんでひらいて』プロジェクトを立ち上げた。2019年3月に独立。フリーランスとして、食に関わるイベント企画・運営、食材のPR、ライター、クラウドファンディングサポート等を手がける。

メディア出演 : NHK「人生デザインU-29」他

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